慢性

実際、日本人の中高年では、70?80%の人がピロリ菌に感染していますが、その中で慢性胃潰瘍にまで進行するのは、たったの約2?3%の人だけ。症状としては、胃や背中などの痛みが慢性的に起こります。胃潰瘍には二種類の異なるタイプがあることはご存知ですか?それは、急性胃潰瘍と慢性胃潰瘍です。この時大切なのは、お医者さんが指示した期間はきちんと服用を続けるということです。ピロリ菌を除去するには、抗生物質を1?2週間、毎日服用します。 治療としては、原因とされているピロリ菌を除去する根本的治療が一番有効です。また、ピロリ菌に感染したらすぐに胃潰瘍が発症するわけでもありません。つまり、幼少時の感染から胃潰瘍の発症までには、数十年かかるということになります。そこで、慢性胃潰瘍について説明します。炎症を起こした部分にさらに胃酸やペプシンなどの刺激が加わると、胃の粘膜に欠損が生じ、胃潰瘍になるというわけです。 ピロリ菌を除去する根本治療を行うと、再発率が大幅に低下し、その後、ほとんどの再発が防げるのです。特に、空腹時に痛むのが特徴で、夜中に痛みで目が覚めたという患者の声も聞きます。この間に、ピロリ菌感染によって、まず慢性胃炎が起こり、そこから一部が萎縮性胃炎へと進行し、その中のさらに一部が慢性胃潰瘍へと進行することになるのです。しかし、ピロリ菌に感染した人すべてが慢性胃潰瘍になるわけではありません。中途半端な服用の仕方をしていると、完全にピロリ菌除去まで至らず、またやり直しということになってしまいますよ。 原因として考えられるのが、ピロリ菌の感染です。ピロリ菌に感染すると胃の内部が炎症を起こします。ピロリ菌の感染は、多くの場合、幼少時に起こると考えられているのですが、慢性胃潰瘍の発症は中年以降、特に50歳代に多く見られます。ピロリ菌感染による慢性胃潰瘍は、胃潰瘍全体の約9割にも上るというデータがでています。両者は、症状、治療法、胃潰瘍になった原因も異なります。